商品説明

日本に生存する淡水性のエビやカニは、およそ１５０種類前後と言われています。

一般的によく見られるエビとしてはスジエビやヤマトヌマエビなどの１０種類前後で、大きいものではテナガエビの体長最大２０センチ前後ですが、その他の種類は２センチから３センチ前後が主流です。共通していることは肉食で攻撃的なことで、小さな水槽などで複数を飼育していると共食いしてしまうこともあります。

淡水に生息するカニは沼や湖よりも川に生息していることが多く、上流域ではサワガニ、中流域ではモクズガニが一般的です。サワガニは日本固有種で、他の多くの淡水カニのように海に下ることはなく一生を淡水の中で過ごします。

モクズガニは両方のハサミにふさふさの房毛が生えていることが特徴で、北海道から沖縄まで生息しています。海水が混ざる下流域になるとハマガニやクロベンケイガニ、イソガニなど生息する種類が一気に増加します。河口に形成される干潟などにもシオマネキやコメツキガニなど多くのカニが生息しています。